あす(30日)の株式相場見通し=好地合い映し反発、個別銘柄物色に期待感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/29 18:30
 あす(30日)の東京株式市場は、現地29日に発表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容に左右されることになりそうだ。ただ、きょうの東京株式市場のように、日経平均株価寄与度の高い値がさ株が業績下方修正で急落するような事態がなければ、活発化する個別銘柄物色による好地合いを映して全体相場の反発が期待できそうだ。
 きょうは、前日に業績下方修正を発表したファナック<6954.T>東京エレクトロン<8035.T>が大幅安し、合計で日経平均株価を約130円分押し下げる結果となった。また、この両銘柄の急落が他の設備投資関連銘柄を売る流れを誘発したようだ。
 ただ、TOPIX(東証株価指数)は4日ぶりに反発をみせ、東証1部の値上がり銘柄数は920と値下がり銘柄の847(変わらずは116)を上回り、東証業種別株価指数では33業種中の23業種が前日比で上昇し、全般地合いは比較的堅調さを保っていた。
 日程面では、ポータルサイト「塾ナビ」を中心とした教育関連などポータルサイトの運営事業を手掛けるイトクロ<6049.T>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、6月の鉱工業生産・出荷・在庫指数速報、6月の生産動態統計速報に注目。海外では、米4~6月期のGDP速報値が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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