ＳＭＫが自社株取得枠を設定、同時に１６年３月期業績予想を上方修正

　ＳＭＫ<6798.T>がこの日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表した。上限を９５万株（発行済み株式数の１．３４％）、または５億円を上限としており、取得期間は７月２９日から９月１８日まで。企業環境の変化に対応した機動的な経営を行うためとしている。
　同時に、１６年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の７３３億円から７４５億円（前期比１２．５％増）へ、営業利益を同３１億円から３２億円（同５１．４％増）へ、純利益を同２９億円から３１億円（同５６．４％増）へ上方修正した。第１四半期の実績や今後の業績動向を考慮したという。
　なお、第１四半期（４～６月）決算は、売上高１８９億６４００万円（前年同期比１８．０％増）、営業利益９億８９００万円（同３０．３％増）、純利益９億９０００万円（同８７．６％増）だった。スマートフォン向けや車載用の安全・安心に関わるコネクタが順調に拡大したほか、セットトップボックス向けリモコンも伸長した。