新中期経営戦略への評価で株価上昇も、まだ割高感ない。ディフェンシブ銘柄として期待
国内通信最大手。携帯電話でも圧倒的シェアを誇り長距離・国際電話も拡大。海外ビジネスの展開、コスト削減に意欲的。
同社は5月15日に新中期経営戦略「新たなステージをめざして2.0」を発表。2018年3月期にEPSを700円以上(2015年3月期実績473.7円)、連結営業利益1.4兆円を目指すとしています。海外事業を拡大し(海外売上高/営業利益を220億ドル/15億ドルとする)、設備投資の効率で2015年3月期比2000億円以上の節約、また、2015年3月期比で6000億円以上のコスト削減をするとあります。
この積極的な計画を好感し、株価は緩やかに上昇を続けていますが、実績PBRは1.1倍であり、2016年3月期の予想PERは15.7倍と、まだ割高感はありません。
ちなみに2016年通期計画は、営業収益2.3%増の11兆3500億円、営業利益が10.6%増の1兆2000億円、税引き前利益が10.6%増の1兆1800億円、当期純利益が21.6%増の6300億円と増収増益。年間配当金も20円増の200円とする方針です。同社は配当性向を30%以上維持するなど株主還元にも前向きです。
市場が軟調な中でも上昇を続けており、引き続きディフェンシブ銘柄として期待出来ると思います。
同社は5月15日に新中期経営戦略「新たなステージをめざして2.0」を発表。2018年3月期にEPSを700円以上(2015年3月期実績473.7円)、連結営業利益1.4兆円を目指すとしています。海外事業を拡大し(海外売上高/営業利益を220億ドル/15億ドルとする)、設備投資の効率で2015年3月期比2000億円以上の節約、また、2015年3月期比で6000億円以上のコスト削減をするとあります。
この積極的な計画を好感し、株価は緩やかに上昇を続けていますが、実績PBRは1.1倍であり、2016年3月期の予想PERは15.7倍と、まだ割高感はありません。
ちなみに2016年通期計画は、営業収益2.3%増の11兆3500億円、営業利益が10.6%増の1兆2000億円、税引き前利益が10.6%増の1兆1800億円、当期純利益が21.6%増の6300億円と増収増益。年間配当金も20円増の200円とする方針です。同社は配当性向を30%以上維持するなど株主還元にも前向きです。
市場が軟調な中でも上昇を続けており、引き続きディフェンシブ銘柄として期待出来ると思います。