工作機械株に強弱感、内需好調も外需2ケタ減 中国スマホ向けに陰り

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/10 13:32
 ツガミ<6101.T>オークマ<6103.T>など工作機械株の一角が安い。日本工作機械工業会が発表した6月の工作機械受注のうち、外需が前年同月比で約10.9%減少したことが警戒された。足を引っ張ったのは中国ローカル企業向けのスマートフォン向けの落ち込みとみられる。中国スマホ向け工作機械受注の落ち込みが、ツガミなどの業績にマイナス影響を与えたとの見方がある。ただ、工作機械の内需は好調。野村証券では、円安効果が見込めるほか低PER株が多いという点から、工作機械に強気姿勢をとっている。
 もっとも、同証券では「中国需要には楽観は禁物」とみており「THK<6481.T>ファナック<6954.T>の売り上げ減少には引き続き注意したい」としている。

ツガミの株価は13時20分現在597円(▼17円)
オークマの株価は13時20分現在1282円(▼29円)
ファナックの株価は13時20分現在2万3825円(▼260円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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