明日の東京株式市場見通し
30日の東京株式市場は、きょうの600円近い日経平均株価の急落を受けて、自律反発期待の買いが先行することになりそうだ。ただ、7月5日の国民投票で財政改革案の受け入れが拒否された場合には、ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性もあり、それまでは値動きの荒い展開が続きそうだ。
市場参加者からは、「ギリシャ債務問題は先週末には、何とか決着するのではとの期待感が強まっていただけに、ネガティブサプライズとの受け止めが広がり下げが加速した。ただ、日本経済への直接的なマイナス影響は軽微なことなどが認識されれば、冷静さを取り戻すことになる」との見方が出ていた。
29日の東京株式市場は、ユーロ圏とギリシャの間で進められた協議が決裂するかたちとなり、デフォルト(債務不履行)危機が高まったことを受けて日経平均株価は大幅安に売られた。終値は、前週末比596円20銭安の2万109円95銭と大幅続落。
市場参加者からは、「ギリシャ債務問題は先週末には、何とか決着するのではとの期待感が強まっていただけに、ネガティブサプライズとの受け止めが広がり下げが加速した。ただ、日本経済への直接的なマイナス影響は軽微なことなどが認識されれば、冷静さを取り戻すことになる」との見方が出ていた。
29日の東京株式市場は、ユーロ圏とギリシャの間で進められた協議が決裂するかたちとなり、デフォルト(債務不履行)危機が高まったことを受けて日経平均株価は大幅安に売られた。終値は、前週末比596円20銭安の2万109円95銭と大幅続落。