構造計画、ニフティや東大とストック住宅市場活性化に向けた共同事業を開始

　構造計画研究所<4748.T>はこの日、ニフティ<3828.T>と東京大学生産技術研究所野城研究室との共同で「ストック住宅市場活性化にむけた住宅情報基盤の構築事業」を開始し、住宅情報基盤の構築および試行実験を実施することを発表した。
　現在、国内では、住宅のリフォームや流通などの際にインスペクション（住宅の検査・調査）が行われる機会が増える一方で、その情報が蓄積・活用されていないことが、リフォーム市場や中古住宅流通市場などの活性化における課題となっている。今回の共同事業開発では、リフォーム市場や中古住宅流通市場などの活性化を図ることを目的に、ＩｏＴ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｇｓ）を活用した住宅における情報生成・蓄積の仕組みを構築し、その情報を有効活用するサービス事業の有用性を実証する。試行実験実施にあたっては、インスペクター（住宅検査員）やリフォーム事業者などと連携し、１７年度から一部地域での本格運用開始を予定している。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）