ライト工が反発、首都圏直下型地震対応など受注追い風
ライト工業<1926.T>が反発。FOMCの結果を控えて全般相場がポジション調整の売りに軟化するなか、内需の中小型株としての強みを発揮している。法面工事や地盤改良工事で高実績を持つ特殊土木の大手で、大型受注の確保や工程組み替えによる施工効率上昇に伴い採算性が向上、16年3月期営業利益は9.6%減益の64億円見通しながら保守的で、市場関係者の間では一転増益転換の可能性も指摘されている。「同社は前期末段階で受注残は前年比32%増の518億円と急増している」(国内証券アナリスト)状況にある。特に首都圏直下型地震への対応が課題となるなか、政府は防災、減災対策関連に予算を厚くしており、同社の収益機会につながるとの見方が根強い。
ライト工の株価は11時30分現在1063円(△31円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
ライト工の株価は11時30分現在1063円(△31円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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