翻訳・通訳の派遣で安定的収益

著者:木村佳子
投稿:2015/06/15 00:56

配当は53円予定と順調に増加中・配当利回り1.5%、予想PER約18倍のJQ<2483>翻訳センター

6月12日金曜日引け値が入った先週までの翻訳センターのチャート(今年は横ばいで推移していますね)
今週のマーケットは16~17日にアメリカの中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)が開催する委員会(FOMC)が予定されています。年8回開催される委員会のうち、4回はFRB議長の記者会見があり、6月は3月に続いてその応当日。
16-17日の委員会後に、どんな言葉が議長のイエレンさんから出てくるのかが注目されます。

イエレン議長はすでに年内の金利引き上げを表明しているため、その件は為替水準に織り込み済みとみられますが、先般、誰しも「金利が上がるならドル高だろう」と予想していたところ、「これ以上、円安になるとは思えない」との日銀・黒田総裁の発言で日本発の黒田バズーカが放たれた格好となり、一気に為替相場はドル安円高に振れました。
その後、甘利大臣を介して「いや、あそこまで相場に影響するとは思わなかった」との同氏の発言が紹介されるや、為替また動き、ドル高方向に振れる事態が発生。

アメリカでは突如のドル安で株価が上昇。トレーダーからは「サンキュー、クロダ」との声が上がったとか。

このようにキーパーソンのちょっとした一言でドル円も日米株価も動くので、今週はキーパーソン中のキーパーソン、扇の要のようなイエレンさんの記者会見が控えているとあって、相場展開はなかなかに読みずらい所です。

考えられるコースは
●月曜、様子見。会見後、やれやれの通常展開。
この変形バージョンとして、会見後、急上昇、もしくは調整という可能性もあり得ます。

しかし、仮に調整したとしても6月は証券営業の正念場ですし、個人投資家も信用余力、手持ち現金も豊富なので、突っ込みには買いが入りやすいと思います。しかも、初めてボーナスをもらう人の資金流入も期待できますので大崩れにはなりにくいのではないでしょうか。

かといって、あまりど真ん中銘柄を今から掬いに行くのも「いまさら」感があるかもしれません。
そこで、そこそこ高配当で、少なくともオリンピックまでは仕事案件豊富な同社に投資というプランを検討したいと思います。
翻訳・通訳の派遣はまだまだ現場で必要とされますし、2016年伊勢志摩サミットなどの好影響も受けるのではないかと思います。

今年に入り、株価は横ばいで、二番目にリンクしたヤフーフアイナンスの時系列情報の安値をたどっていただいてもわかるようにほぼ、3500円前後で推移しています。

買目標は3500円以下とし、
売り目標は目先は何度か実現している3680円あたりに置きました。

中期では3700円、
長期では4000円方向と想定しています。

検討してみてくださいね。




配信元: 達人の予想

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