過去株価を使って勝ちやすい銘柄を探せ!人工知能ばりにデータを活かすテクニックを公開!

著者:大内崇
投稿:2015/06/12 15:25

人工知能ってかっこいい!

人工知能のイメージ
ちょっと前ですが、NHKでアメリカの人工知能を活用するファンドについての特集がありました。

こちらのURLで放送内容の記事が読めます。
・NHKニュース おはよう日本 変わる金融市場 最前線(http://goo.gl/PDp1xP)
・NHK NewsWeb 人工知能が変える金融取り引き(動画あり)(http://goo.gl/h6V9wo)

文中ででてくる人工知能「クリスタル」。
これはまず過去3日間の値動きとほかの商品の値動きを比較/分析し、その特徴を過去20年間のデータと照らし合わせ、将来の値動きを予測するそうです。

日々のニュースにとらわれない、過去の膨大なデータを元に取引を行うという人工知能・・・。なんだかすごくかっこいよくないですか?!凄すぎてちょっとズルくない?という気もしてきます。

でもこの過去データから期待値の高い取引ポイントを探すってテクニック。実は我々でも実践することは可能なんです。( ̄ー ̄)ニヤリ
今回は自社ソフト使っちゃってますが、過去株価データと検証するソフトがあれば同じ作業は可能です。

手順その1 検証データを作る

集計するとこんなデータになる
単純に全ての銘柄に対して、
 ・成り行きで仕掛け
 ・プラス5%で利確、マイナス5%で損切り、10日以上どちらも行かなかったら手仕舞い
というルールを作って検証。取引結果データを作成します。
その際、仕掛けた銘柄の仕掛けた日のRSIの値を収集しておきます。
(今回はRSIを使ってみましたが指標はなんでもいいです。)

その検証結果からRSIの数値を元に成績を集計します。
・RSIが0-4の範囲だった時の取引結果
・RSIが5-9の範囲だった時の取引結果
 ・・・・
・RSIが95-100の範囲だった時の取引結果
という感じです。

手順その2 見えた!期待値の塊!

ここが期待値の高いポイント!
するとRSIがどのあたりの時に仕掛けると勝率&期待値が高い(リターンが多い)ポイントが見えてきます!

ここまでわかったらあとはRSIがこの範囲の銘柄をスクリーニングして仕掛けるだけ。

過去データから誰も気づいてない自分だけの有利ポイントを探そう!

2015年の成績が右肩上がり!
実際には得意相場や不得意相場があるので、運用するときにはそのあたりを判断する条件を入れるなどの工夫をするとよいです。
参考までに期待値の高いRSIを狙ったルールの2015年成績を出してみましたが… うおぉ!めっちゃ成績いい!!

こんな感じで世間やニュースに右往左往しない取引をする方法があるので、ぜひ一度は試してみてください!(^_^)/~

大内崇
有限会社ツクヨミ エンジニア兼セミナー講師
配信元: 達人の予想