明日の東京株式市場見通し
11日の東京株式市場は、急速に進行した円高・ドル安の後遺症が尾を引いて、日経平均株価は軟調な推移となりそうだ。
11日午後、黒田東彦日銀総裁が、実質実効為替レートでかなり円安になっているのは事実との認識を示したうえで「実質実効為替レートがさらに円安になるのは、普通に考えればありそうにない」と発言したのを受け、外国為替市場で1ドル=124円50銭台から同122円50銭台へと一気に2円もの円高・ドル安が進行した。
市場関係者からは「対ドルで2円幅もの円高が進行し、日経平均株価はこの日の高値から一時240円近く急落する場面があったものの、その後大きく下げ渋った。これをきっかけに、しばらく円安傾向に歯止めがかかれば、株価の下落はこの程度ではおさまりそうにない」との見方が出ていた。
10日の東京株式市場は、前場から買いが先行し後場寄りから一段高に買われたものの、外国為替市場での円高・ドル安加速を嫌気し、一転して急落。その後下げ渋って日経平均株価終値は、前日比49円94銭安の2万46円36銭と4日続落となった。
11日午後、黒田東彦日銀総裁が、実質実効為替レートでかなり円安になっているのは事実との認識を示したうえで「実質実効為替レートがさらに円安になるのは、普通に考えればありそうにない」と発言したのを受け、外国為替市場で1ドル=124円50銭台から同122円50銭台へと一気に2円もの円高・ドル安が進行した。
市場関係者からは「対ドルで2円幅もの円高が進行し、日経平均株価はこの日の高値から一時240円近く急落する場面があったものの、その後大きく下げ渋った。これをきっかけに、しばらく円安傾向に歯止めがかかれば、株価の下落はこの程度ではおさまりそうにない」との見方が出ていた。
10日の東京株式市場は、前場から買いが先行し後場寄りから一段高に買われたものの、外国為替市場での円高・ドル安加速を嫌気し、一転して急落。その後下げ渋って日経平均株価終値は、前日比49円94銭安の2万46円36銭と4日続落となった。