明日の東京株式市場見通し
10日の東京株式市場は、きょうの日経平均株価大幅下落が尾を引くかたちで、売り優勢の推移となりそうだ。きょうの終値で、日経平均株価は5月15日以来約3週間ぶりに25日移動平均線(2万104円=9日)を割り込んでおり、調整色が強まる可能性がある。
市場関係者からは「米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ9月にも利上げに踏み切るとの見方が強まり、米株式相場が下落トレンドを鮮明にしている。さらに、これまで日本株の上昇を支えていた外国為替市場での円安・ドル高進行が一服傾向を強めていることも、先行きの不安感につながっている」との見方も出ている。
9日の東京株式市場は、前日の欧米株安を引き継ぎ朝方から売り優勢となった。後場後半になって、内閣府が午後2時に発表した5月の消費動向調査で消費者心理の判断を下方修正したのをきっかけに、先物主導で裁定解消売りが誘発され一気に下げが加速し、日経平均株価終値は前日比360円89銭安の2万96円30銭と大幅安で3日続落。今年3番目の下落幅となった。
市場関係者からは「米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ9月にも利上げに踏み切るとの見方が強まり、米株式相場が下落トレンドを鮮明にしている。さらに、これまで日本株の上昇を支えていた外国為替市場での円安・ドル高進行が一服傾向を強めていることも、先行きの不安感につながっている」との見方も出ている。
9日の東京株式市場は、前日の欧米株安を引き継ぎ朝方から売り優勢となった。後場後半になって、内閣府が午後2時に発表した5月の消費動向調査で消費者心理の判断を下方修正したのをきっかけに、先物主導で裁定解消売りが誘発され一気に下げが加速し、日経平均株価終値は前日比360円89銭安の2万96円30銭と大幅安で3日続落。今年3番目の下落幅となった。