下値が堅い 東京市場のドル/円は、一時125.20円台まで弱含む場面もあったが、持ち高調整的なドル売りが一巡すると125.50円台に値を戻すなど底堅く推移した。13年ぶりの高値圏で推移している事から、海外市場でも利益確定売りが先行する可能性はあろうが、米5月雇用統計を受けて比較的早期の利上げが意識される中では、下値の堅さも維持される公算が大きい。
米労働市場情勢指数に注目 むしろ、持ち高調整が目的のドル売り「しか」出ないと考えれば、上値は軽そうに思える。米5月労働市場情勢指数(23:00)が想像以上に良好な結果となれば126円台乗せを試すきっかけになりそうだ。