さらなるドル高余地
前週末5日に発表された米5月雇用統計が良好な内容だった事から、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを意識せずにはいられなくなった。それでも、米FF金利先物市場が示す10月時点の政策金利は0.275%にとどまっており、9月利上げの可能性は6割程度しか織り込まれていない事になる。こうした状況は、利上げ期待を背景とするドル高にまだ進行余地がある事を示していると考えられる。
一方で、ドル売りの理由としては「利益確定」以外に見当たらないのが実情であり、ドルの下値余地は限られよう。
本日のドル/円は、125円台の値固めから米国の長短金利市場を眺めつつ126円台乗せをトライする場面がありそうだ。
一方で、ドル売りの理由としては「利益確定」以外に見当たらないのが実情であり、ドルの下値余地は限られよう。
本日のドル/円は、125円台の値固めから米国の長短金利市場を眺めつつ126円台乗せをトライする場面がありそうだ。