ドル円、『押目待ちに押目なし』?!

著者:遠藤寿保
投稿:2015/06/08 09:40

マーケットコンディション

先週末のドル円は、124.36円で始まると東京時間は、米国雇用統計を控え、124円前半で小動きとなった。ロンドン時間に入ると、雇用統計期待となりジリジリと124.80円近辺ま上昇。NY時間、米5月雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想22.5万人に対し結果28万人と大幅に増加。失業率は予想5.4%に対し結果5.5%と若干落ち込む結果となったが、買い方優勢となり、125円を突破し125.85円近辺まで買われた。その後は、125.60円アランドで推移しながら125.56円でクローズをむかえた。

ドル円、『押目待ちに押目なし』?!

先週末の米雇用統計は、久しぶりに雇用統計らしい動きだった。フライングこそなかったが、ロンドン時間から買いたがっていたのか125円手前まで上昇。雇用統計の結果は、絵を描いたようなパターンで、予想以上の雇用者数となり、レンジブレイクで125円後半。
今の所、天井達成感は、無い。13年振りのレベルというが、次なる具体的目標は見当たらない。当面は、126.00円や126.50円等の丁度のレベルがターゲットとなりそうだが、揉み合い相場の反動という事だと128.22円レベルはあり得る。新値を抜けた上昇トレンドの場合、まさに、「押目待ちに押目無し」ではないか。吹き上げ直後だけに、浅めのストップを入れながら、買いで攻めてみたい。

☆戦略

買い

ポイントレベル
128.22(115.87-122.00-118.31=161.8%)
125.85(6/5の高値)
124.83(118.88-121.47-120.63=161.8%)
124.50
124.44(115.87-122.00-118.31=100.0%)
124.43(5/28の高値)
124.14(2007年6月の高値)
123.59(118.88-125.04=23.6%)
123.31(5/26の高値)
122.69(118.88-125.04=38.2%)
122.09(115.87-122.00-118.31=61.8%)
122.00(3/10の高値)
121.96(118.88-125.04=50.0%)
121.24(118.88-125.04=61.8%)
121.08(135.14-75.57の76.4%)
120.04(147.14-75.57の61.8%)
119.06(101.50-110.09-105.17の161.8%)

注)本日の予想は6月8日9:40に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、
実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想