サトーHDが3日ぶり反発、独自のRFID技術を用いた新製品に期待

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/06/05 11:24
 サトーホールディングス<6287.T>が3日ぶりに反発。独自のRFID技術であるPJMを活用した、高速、高精度の読み取り機能を持つスマートキャビネット「キャビレオ」を開発し、6月からグループ会社で発売すると発表しており、新製品による業績への寄与が期待されている。
 「キャビレオ」は、3Dスキャンにより、リアルタイムで1000個以上のICタグを100%正確に読み取ることができるリモート機能付きのキャビネット。読み取りスピードの速さと正確性に加え、一般的にRFIDの弱点とされてきた「重ね読み」や「金属」「水」の影響に強い特性を持っていることから、従来不向きとされていた医療用整形インプラントの在庫管理や劇薬・向精神薬の管理、ダイヤモンド、高額商品の管理など、幅広い分野の在庫管理や期限管理、リコール時の対象品除去の高速化、正確化などにも寄与するとみられている。

サトーHDの株価は11時23分現在3185円(△65円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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