明日の東京株式市場見通し
5日の東京株式市場は、米5月の雇用統計を目前にして買い見送り姿勢が強まり、日経平均株価は反落となりそうだ。市場関係者の間では、非農業部門雇用者数が前月に比べて22万人程度の増加、失業率は前月と同じ5.4%程度との見方が多くなっている。寒波の影響以降、失速ぎみの米景気が本格回復を鮮明にするのか、景気回復が予想以上に遅れるのかに関心が集まる。
特に5月半ば以降、急速に円安・ドル高が進行してきただけに、外国為替市場の受け止めと、関連する株式市場への影響を探りながらの神経質な展開となりそうだ。
4日の東京株式市場は、買い先行でスタートしたものの上値は重く、上海総合指数の大幅安などを背景に、後場後半に日経平均はマイナス圏に沈む場面もあった。ただ、外国為替市場でユーロが、ほぼ5カ月ぶりの円安・ユーロ高水準をつけるなか、欧州での売上比率の高い輸出関連株などが買われ、日経平均株価終値は前日比14円68銭高の2万488円19銭と3日ぶり小幅反発した。
特に5月半ば以降、急速に円安・ドル高が進行してきただけに、外国為替市場の受け止めと、関連する株式市場への影響を探りながらの神経質な展開となりそうだ。
4日の東京株式市場は、買い先行でスタートしたものの上値は重く、上海総合指数の大幅安などを背景に、後場後半に日経平均はマイナス圏に沈む場面もあった。ただ、外国為替市場でユーロが、ほぼ5カ月ぶりの円安・ユーロ高水準をつけるなか、欧州での売上比率の高い輸出関連株などが買われ、日経平均株価終値は前日比14円68銭高の2万488円19銭と3日ぶり小幅反発した。