<動意株・3日>(大引け)=日ユニシス、NJK、アドベンチャーなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/06/04 15:36
 日本ユニシス<8056.T>=後場上げ幅拡大。この日の午後、三井不動産<8801.T>およびフォトシンス(東京都品川区)と共同で、フォトシンスのスマートロックロボット「Akerun(アケルン)」を活用して、IoTによる受付の無人化やスムーズな課金が可能なワーキングスペース実現のための実証実験を実施すると発表しており、これを好感した買いが入った。

 NJK<9748.T>=一時ストップ高。特に目新しい材料は観測されていないものの、NTTデータ<9613.T>の連結子会社であることから、マイナンバー関連として人気が高まっているようだ。16年3月期は、マイナンバー関連の開発案件や社会保障関連の開発案件の増加から連結営業利益は前期比4.1倍の7億5000万円と大幅増益を見込んでいることも注目されている。

 アドベンチャー<6030.T>=大幅続伸。きょう午前中に、同社が運営するアクティビティ予約サイト「WannaTrip」が、クラブツーリズム(東京都新宿区)と協力し、日本の自然を楽しめる訪日旅行(インバウンド)関連のオプショナルツアーを拡充すると発表しており、これを好感した買いが入った。「WannaTrip」は世界中のオプショナルツアーの予約ができるアクティビティ予約サイトで、18言語に対応しているのが特徴。

 ベネフィット・ワン<2412.T>=大幅続伸。3日に、福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を導入している企業の従業員を対象に、ストレスチェックサービスの提供を開始したと発表。今年12月からのストレスチェック義務化を控え、需要拡大などが期待されているようだ。「ケアコース」は、会員に対して年1度、厚生労働省が定める57項目のストレスチェックを提供。また、3000円相当の特納品(医薬品や健康食品など)を注文することもできる。

 シンワアートオークション<2437.T>=急反発。前日取引終了後、連結子会社のエーペックが新事業として電力卸売を開始すると発表したことを受け、買い気が強まった。エーペックは不動産事業と再生可能エネルギー関連事業を結び付けた太陽光発電施設の開発と販売を行っており、16年の電力完全自由化に向け、電力卸売事業に参入。電力卸売事業参入の第一歩として、日本ロジテック(東京都中央区)が行う電力共同購買事業(エコサブ)の一部を引き受ける。

 石原産業<4028.T>=堅調推移。3日取引終了後に、16年3月期連結決算で土地借地権の一部売却に伴う譲渡益約42億円を特別利益に計上する予定だと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。シンガポールの現地子会社の事業活動停止で不要となった事業用土地借地権の一部を現地の不動産開発会社に売却するもので、引き渡し日は7月を予定している。残りの土地借地権についても、第三者への売却に向けて交渉を進めているという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
4,915.0
(15:00)
-69.0
(-1.38%)
670.0
(08/19)
+2.0
(+0.29%)
2,534.5
(15:00)
-29.5
(-1.15%)
4,295.0
(15:00)
-120.0
(-2.71%)
2,168.0
(05/17)
+1.0
(+0.04%)
269.0
(15:00)
-4.0
(-1.46%)
1,498.0
(15:00)
-9.0
(-0.59%)