フライトが冴えない、16年3月期は営業損益黒字転換予想も想定内との見方

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/20 11:00
 フライトホールディングス<3753.T>が冴えない。19日の取引終了後に発表した16年3月期の連結業績予想で、売上高21億円(前期比31.9%増)、営業利益6000万円(前期5900万円の赤字)、純利益2500万円(同8400万円の赤字)と赤字だった前期から黒字転換を見込んでいるが、想定内との見方から、下値には買いは入るものの、積極的に評価する動きにはなっていない。コンサルティング&ソリューション事業でマイナンバー関連の開発案件や物流関連の大型案件があることに加えて、サービス事業でも大型案件があることなどから売上高が大幅に増加する見通しで、研究開発費やマーケティング費、採用費用の増加を吸収する見通しだ。
 なお、15年3月期決算は、売上高15億9200万円(前の期比16.7%減)、営業損益5900万円の赤字(前の期1億7900万円の黒字)、最終損益8400万円の赤字(同1億5200万円の黒字)だった。電子決済ソリューションの利益率が改善したため、従来予想の営業損益8500万円の赤字から上振れて着地した。

フライトの株価は10時53分現在552円(▼5円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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