<動意株・11日>(前引け)=ホシデン、三信電、EAJ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/11 12:09
 ホシデン<6804.T>=急騰。同社の800円台乗せは2011年5月以来4年ぶりとなる。同社は8日取引終了後に発行済み株式数の3.16%に相当する200万株、16億円を上限とする自社株取得枠の設定を発表、5月11日から6月18日の期間内に取得する方針で、これによる株式需給関係の改善に期待した短期資金の買いが集中した。また、同社が同日発表した16年3月期の業績予想では、スマートフォン向け部品の回復や自動車向け新製品投入効果などで営業損益が17億円の黒字(前期実績は28億円の赤字)予想と改善を見込んでいることも株価にプラスに働いている。

 三信電気<8150.T>=大幅高。同社は8日に15年3月期業績予想の上方修正を発表、本業の儲けを示す営業利益は従来予想の25億5000万円から32億円(前の期比27.1%増)に大幅上方修正、前の期比横ばい見通しから3割近い増益に増額されたことで買い人気につながっている。また、同時に期末配当を従来予想の10円から30円に大幅上乗せし、年40円配(前の期は20円)としたこともポジティブサプライズとなった。ルネサス系の電子部品商社でデバイス事業が会社側想定を上回る好調となり収益を押し上げている。

 日本エマージェンシーアシスタンス<6063.T>=300円ストップ高の1543円カイ気配。同社は8日に、産油国石油精製技術等対策事業費補助金の補助事業者に採択されたと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。同社が実施する内容は、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国と日本との医療分野における協力強化事業。具体的は、現地での日本の高度医療に関するセミナー運営や医療に関する国際交流を進めるなど、協力強化事業の管理全般を担い、日本の優れた医療サービスの継続的な訴求を行う。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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