今月の日経はもみ合いながらの上昇

＜日経平均チャート分析と今後の予測＞

GW明けて連休明け初日の日本市場は大きくギャップダウンして始まりました。
下がったと言ってもそれほど大きな下げではなく、大きく下がったところはしっかり買われているため非常に底堅い動きをしています。

万が一休み明けにもっと大きな下げとなった時は少しトレンドが変わってきてしまうので、注意して見ていましたが、ぎりぎり
のところで踏みとどまったので、まだ上昇トレンドは継続しております。
週末のNYダウが大幅上昇したことで、シカゴ日経平均先物も300円以上の大幅高で引けていますので、週明けから早速反発する
ことになりそうなので、直近で心配していた抵抗ラインを割れてしまい、下落トレンドに入るというシナリオは一旦回避されました。
そのため、今週は再び下げすぎからの反発で上昇する期間になります。

日経平均は当面の目標として6月半ばに21000円あたりが到達目標となっているので、とくに大きな暴落などがない限りは
その目標を目指して動く流れが継続するでしょう。
ただ、これはもちろん何かの大暴落がなかったときの話で、途中で何か起きた時はそれによって見方を変えていく必要が出てきますので、大体の目安と考えておいてください。

また、5月はSell in Mayと言われるように相場が不安定になりがちです。
今月を安定して通過できれば、6月半ば以降に再び上昇トレンドに戻ることができますので、今月はあまり上昇を期待して焦らず下げたところを押し目買いでコツコツと集めていくとよいでしょう。