<8035>東京エレクトロン 日経平均連動株。調整完了から反発へ
<ここに注目!>
日経平均の調整完了後に、直近大きく空けた窓埋めへ。
<会社概要>
電子機器商社で発祥。半導体製造装置で世界3位、同2位のアプライド社と15年6月経営統合へ
<ファンダメンタル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
4月27日に発表された中間決算では、コンセンサス予想に対して-24.8%減となっていますが、通期ではコンセンサス予想を上回っているため、業績自体はとくに悪くなっておりません。
アプライド社との統合契約を解消したことが要因となり、1000円以上の大幅な下げとなっておりますが、業績面はしっかりした内容なので、割安感が出ています。
<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
・6800円から7672円の間に大きな窓を空けております。相場格言にもあるように、業績の良い銘柄はこの窓を閉めにいく可能性がとても高いです。一時的な決算と統合解消の悪材料が織り込まれたらこの窓を閉めに行くでしょう。
・6500円の安値から反発しており、このあたりが下値抵抗ラインとして機能しています。
・現在の価格から見たおおよその狙いどころは以下のようになります。
仕掛け(買い)の目安:6500~6800円 (直近で下げ止まり反発した価格帯)
仕掛け(売り)の目安:7200~7300円 (窓の半分の位置)
<まとめ>
・統合解消のニュースが予想外であったため、株価も大きく下落しましたが、業績面はしっかりしているので動きが落ち着いてきたときに素直にファンダメンタルで買われる動きになってくるでしょう。
しばらくもみ合いながら底値を固めてくれば再び窓を閉めにいく上昇が見られるでしょう。
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