JSRが大幅安、16年3月期営業利益7.7%増も市場コンセンサス未達

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/04/23 09:33
 JSR<4185.T>が大幅安。同社は22日取引終了後、16年3月期の連結業績予想を発表、売上高は4200億円(前期比3.9%増)、営業利益は410億円(同7.7%増)、最終利益は310億円(同3.6%増)を予想している。自動車タイヤ向け合成ゴムは、国内は前年並みながら海外が牽引、特に中国やアセアンでの伸びが収益に貢献するほか、欧米でも好調が続く見通し。半導体材料も、多機能携帯端末の需要にビッグデータ活用などの新規需要も加わり、引き続き好調を維持する見通しだ。フラットパネルディスプレー(FPD)市場はテレビ用パネルの大型化が進展するとともに多機能携帯端末向け中小型パネルの生産も堅調な推移が予想される。ただ、営業利益の増益幅は市場コンセンサスに届かず、利益確定売りを誘発、マドを開けて下放れる格好となった。

JSRの株価は9時25分現在2066円(▼129円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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