ドル円、膠着感強まる・・・・・

早くも来週のＦＯＭＣ待ちか？・・・・・

　今朝、発表された日本の通関貿易収支は、2年9ヶ月ぶりに黒字となりましたが、それを受けてのドル売りは、余り見られませんでした。

　一方、日経平均株価は大幅高となり、20,100円台まで一気に上昇。しかし、今度は、株高を材料としたドル円の上昇は見られず、逆に、119.40円台まで反落する始末。どうも、現在の相場が、何を材料に動いているのか、良く分からなくなって来ました。

　ユーロドルも、ギリシャの資金繰りが、暫くは持ちそうと云う事で、昨夜は買い戻されはしました。しかし、全てが丸く収まると思っている人も少ないでしょうから、このまま、1.08ドルを超えて買われるとは思えません。

　そうなると、ドル売りの流れが更に強まる事も無いものと思われる訳ですが、そうかと云って、今日はユーロ売りも余り強まらないので、ドル買いにも勢いは出なさそうです。矢張り、来週のＦＯＭＣまでは、揉み合い継続と見ておいた方が良いのかもしれません。