ライト工が反発、底値もみ合いから離脱の機うかがう

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/04/20 10:45
 ライト工業<1926.T>が反発。きょうは寄り付きに安く始まった後、押し目買いに切り返し、チャート的にも900円台半ばでの底値もみ合いから離脱の兆し。首都圏直下型地震への対応が課題となるなか、政府は3月末に緊急対策推進基本計画の見直しを閣議決定、にわかに建設関連株への物色ニーズを呼び起こす動き。国土交通省の今年度予算は全体では前年度比ほぼ横ばいだが、「防災、減災対策関連においては全分野で昨年度から上乗せされている」(建設関連アナリスト)という。そのなか、同社は法面工事や地盤改良工事で強みを持つ特殊土木の大手で、法面対策ではJRが推し進める耐震補強工事の需要を取り込んでいる。15年3月期営業利益は減益見通しながら上振れ着地から一転増益の可能性もある。受注残も豊富で16年3月期以降も利益成長が期待されている。

ライト工の株価は10時44分現在958円(△3円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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