パソナは反落、人材派遣好調で第3四半期営業利益14%増も利益確定売り先行

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/04/10 09:40
 パソナグループ<2168.T>が反落。9日の取引終了後、第3四半期累計(6~2月)連結決算を発表しており、売上高1691億8500万円(前年同期比9.2%増)、営業利益23億3400万円(同14.1%増)、純利益700万円(同37.2%減)と2ケタ営業増益となったが、決算期待から直近で上昇基調にあっただけに、この日は利益確定売りが出ているようだ。幅広い業界での人材ニーズの増加から、エキスパートサービス(人材派遣)やインソーシング(委託・請負)などが伸長。子会社の決算期変更の影響や既存事業拡大のための人的投資などで販管費も増加したが、売上高の増加やインソーシングの粗利率向上などが寄与し2ケタ営業増益を確保した。なお、純利益は法人税等の増加で減益に終わった。
 15年5月期通期業績予想は、売上高2320億円(前期比11.2%増)、営業利益35億5000万円(同10.6%増)、純利益6億円(同14.0%増)の従来予想を据え置いている。

パソナの株価は9時40分現在767円(▼28円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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