ＮＴＴデータ、セキュアヴェイルなどマイナンバー関連の人気継続、エムケイシステム効果

　ＮＴＴデータ<9613.T>が５日続伸と上昇歩調を強めているほか、セキュアヴェイル<3042.T>は前日のストップ高の余勢を駆って一時１３３円高の９９８円まで急伸、またフリービット<3843.T>も５日続伸と買われている。マイナンバー制度は来年１月からの施行で今年１０月から番号を通知する段階に入るが、政府は１０日に、マイナンバーの利用範囲を広げる「マイナンバー法改正案」を国会に提出しており関連銘柄へのマークが強まっている。そうしたなか、きょうジャスダック市場に新規上場したエムケイシステム<3910.T>は社会保険や労働保険などに関する業務支援ソフトウェアを手掛けることから、同テーマに乗る銘柄として注目を集め、公開価格３５００円に対し１０時００分現在４５５０円カイ気配と人気を博している。これが周辺銘柄にも波及、情報サービス専業最大手で中核的存在であるＮＴＴデータは同テーマの本命格。また、サイバーセキュリティーの専門集団で官公庁からの受注実績が豊富なセキュアヴェイルやネットビジネス支援を手掛けクラウドサービスに積極的なフリービットも関連有力株に位置付けられている。

ＮＴＴデータの株価は１０時１分現在５２４０円（△９０円）
セキュアヴェイルの株価は１０時１分現在９８０円（△１１５円）
フリービットの株価は１０時１分現在１２０３円（△４６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）