クラリオンは一時10%安と急落、15年3月期業績の減額修正を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/11 09:40
 クラリオン<6796.T>が急落。株価は一時、前日比38円(9.9%)安の347円まで売られた。10日の取引終了後、15年3月期の連結業績予想の減額修正を発表したことが嫌気されている。売上高は2000億円から1975億円(前期比3.2%増)へ見直したほか、営業利益は70億円から53億円(同1.3%増)、最終利益は47億円から24億円(同28.2%減)へそれぞれ下方修正した。消費増税後の車両販売の回復の遅れにより、OEM(相手先ブランドによる生産)やアフターマーケットがともに売り上げが減少した。また、開発費用の増加も業績の悪化要因となった。同時に今3月期の配当は2円(前期はゼロ)と08年3月期以来、7期ぶりの復配も発表しているが、買い材料視する動きは限られている。

クラリオンの株価は9時39分現在364円(▼21円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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