ラオックスが一時16%安、公募増資と新株予約権の発行で希薄化を懸念 

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/10 09:49
 ラオックス<8202.T>が急落。株価は一時、前日比51円(16.2%)安の263円まで売られた。同社は9日の取引終了後、公募増資と第三者割当による新株予約権の発行で約420億円を調達すると発表。これに伴う1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが膨らんでいる。
 公募増資では1億株の公募増資と上限1500万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。発行価格は16日から18日までのいずれかの日に決定する。公募増資により約310億円を調達する。
 また、同時にGRANDA MAGIC社を割当先とする新株予約権を発行する。新株予約権による資金調達額は約112億円。公募増資と新株予約権による調達資金は、ともに免税ネットワークの構築に向けた新規出店および既存店舗の改装などの設備投資の一部に充てる予定だ。増資と新株予約権の発行により発行済み株式数は最大27%増える見込み。

ラオックスの株価は9時41分現在267円(▼47円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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