村田製、TDK、第一精工など電子部品株の人気際立つ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/05 11:40
 村田製作所<6981.T>が7連騰で2000年以来15年ぶりの高値圏をひた走るほか、TDK<6762.T>ローム<6963.T>、第一精工<6640.T>など上値指向を強めており、電子部品株の好人気がひと際目立っている。米国ではハイテク比率の高いナスダック指数が5000ポイントの大台を回復するなどITバブル時代に築きあげた最高値圏への再登頂を果たしている。ハイテク分野において電子部品は日本企業が群を抜くシェアを持ち、日本勢が握る世界の電子部品シェアは供給ベースで約4割と試算され、その優位性が改めて海外投資家の目にとまっているようだ。高機能化するスマートフォンや電装化が進展する自動車向けに、その市場拡大効果だけでなく使用する部品点数増加など電子部品需要は構造的な拡大期に突入している。村田製は米アップル向けで国内トップサプライヤーであるだけでなく、「スマホ分野で米国の高周波スイッチ大手企業を買収したことで、その強さをさらに不動のものにした」(業界担当アナリスト)といわれ、ここにきての買い人気加速に反映されているようだ。

村田製の株価11時30分現在1万5900円(△240円)
TDKの株価は11時30分現在8420円(△60円)
ロームの株価は11時30分現在7940円(△70円)
第一精工の株価は11時30分現在2425円(△37円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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