ヤマダ電機が昨年来高値、社長が自社株買い増し 対エフィッシモへ防戦買い思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/26 11:41
 ヤマダ電機<9831.T>が急伸。株価は一時、前日比34円(6.9%)高の530円まで買われ昨年来高値を更新した。25日に公表された大量保有報告書で同社の山田昇社長が自社株を資産管理会社と合わせて発行済み株式数の9.04%を保有していることが明らかになった。直前の保有比率は7.62%で、今月に入り株式を買い増している。保有目的は、「経営安定のための長期保有」としている。
 直近では、旧村上ファンド関係者が設立したエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが13.16%の株式を保有し、大株主に浮上している。エフィッシモは“物言う株主”として知られ、セゾン情報システムズ<9640.T>に株式公開買い付け(TOB)を実施するなど、積極的な活動を行っている。今回、社長の保有株買い増しには、“防戦買い”の思惑があり、今後の展開が関心を集めている。

ヤマダ電機の株価は11時30分現在525円(△29円)
セゾン情報の株価は11時24分現在1270円(△10円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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