東洋建設が一時11%安と急落、公募と第三者割当増資による希薄化を懸念

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/25 09:45
 東洋建設<1890.T>が急落。株価は一時、前日に比べ66円(11.1%)安の530円まで売られた。24日の取引終了後、公募増資と第三者割当増資を発表しており、1株当たり利益の希薄化を懸念した売りが膨らんだ。公募増資1000万株と上限150万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。同時に前田建設へ280万株の第三者割当増資も行う。
 公募増資と第三者割当増資などに伴う調達金額は、約70億8000万円で多目的自航式起重機船の建造資金や保有作業船の改修資金、それに兵庫県西宮市に建設する賃貸用倉庫建設の資金などに充てる見通し。発行済み株式数は最大で約18%増える見込み。発行価格は3月4日から9日のいずれかの日に決定する。

東洋建の株価は9時42分現在539円(▼57円)





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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