■週間足&日足チャートは「不安定要素」が多い

著者:平野朋之
投稿:2015/02/17 14:28

※チャートを確認して分かること

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いつもお世話になり有難うございます。



■昨夜のドル/円は、大きな材料が無く、また注目されて
いた米雇用統計からのポジション調整も終わり、
大きな動きはありませんでした。



■今夜は、以下の米国に関する経済指標の発表が
ありますが、ドル/円主体の動きよりも、
ユーロ圏の動向に左右される展開になりそうです。


・22:30: NY連銀製造業景気指数
・24:00: NAHB住宅市場指数




■「ドル/円」自体の動きは、一日当たりの動きそのもの
は大きいのですが、トレンドを形成するまでには至って
いませんが、トレンドの方向を確認する為に、
週間足&日足チャートを確認したいと思います。


チャートは「日足のロウソク足」と「週間足ベースの平均足」です。


基本は、週間足ベースの「平均足」が「陽線(青)」
の時、日足以下のチャートで「押し目」を探ることに
なり、反対に「陰線(赤)」の時は「戻り売り」目線で
タイミングをみていきます。



■現在は、ギリギリで週間足ベースの「平均足」は
陽線継続となっていますが、週末にかけ更に下落すると、
週間足ベースの「平均足改良版」は「陽線」から「陰線」
に転換する可能性があり、そうなった場合は「戻り売り」
となります。



■その、重要ポイントは・・、

118円20銭レベルです(2/17現在)。


終値ベースで上記ポイントを下回らないと問題はない
のですが、短期間で売買を繰り返す場合、
上記レベルには注意が必要だと思っています。


■欧州圏(ギリシャ問題)で、ユーロ売りとなると、
ユーロ/円が下落、その影響をドル/円も受ける
可能性があるため、米国経済指標とは関係なく、
一時的な「押し」もあると心得ておいた方が良い
展開です。


平野朋之
株式会社トレードタイム代表取締役
配信元: 達人の予想