東燃ゼネが底堅い、前12月期在庫評価損は織り込み済みで今期回復を買う展開に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/16 09:24
 東燃ゼネラル石油<5012.T>が底堅さを発揮している。同社が前週末13日取引終了後に発表した14年12月期連結決算は売上高が前の期比6.5%増の3兆4510億9700万円、最終損益が139億7500万円の赤字(前の期は229億200万円の黒字)だった。原油市況の急速な下落で原油在庫の評価損が膨らんだことに加え、原油安を背景に石油化学製品の利益幅も縮小、営業損益段階からの赤字を余儀なくされた。ただ、株価は今期の在庫評価損の影響などを織り込み、1月中旬以降は戻り足を鮮明としており、15年12月期は最終損益段階で160億円の黒字化を見込んでいることもあって、足もとも買い優勢となっている。

東燃ゼネの株価は9時19分現在1117円(△10円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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