河合楽器が後場終盤に急落、円安による原価上昇などで15年3月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/10 14:53
 河合楽器製作所<7952.T>が後場終盤になって急落している。午後2時30分に、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の660億円(前期比9.3%増)を据え置きつつ、営業利益を同24億円から17億円(同11.0%減)へ、純利益を同17億円から13億円(同16.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。消費増税後の国内楽器市場の回復の遅れや教育関連事業での生徒数減少による収入減が見込まれる一方、素材加工事業における受注増加および情報関連事業での売り上げ増加で、売上高は前回予想通りで据え置くものの、国内楽器販売の減少や、円安による原価上昇の影響などで利益は減額するという。
 なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高481億円(前年同期比10.3%増)、営業利益13億900万円(同4.5%減)、最終利益11億7600万円(同1.1%増)だった。

河合楽器の株価は14時49分現在2250円(▼120円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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