<動意株・28日>(前引け)=SMK、アズジェント、キヤノンMJ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/28 11:55
 SMK<6798.T>=続急伸。同社は27日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高660億円(前期比0.3%増)、営業利益24億円(同3.0%増)は従来予想を据え置きつつ、純利益を従来予想の25億円から38億円(同49.5%増)へ上方修正したことが好感されている。為替差益の計上が要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来2円としていた創立90周年の記念配当を4円に引き上げると発表しており、これも好材料視されている。これにより普通配当(5円)と合わせた期末配当は9円となり、年間配当は14円(従来予想12円、前期10円)となる。

 アズジェント<4288.T>=ストップ高カイ気配。きょう付の日経産業新聞で、企業の共用サーバーなどに置かれたすべてのファイルに特殊な処理を施して、ウイルスを無害化する対策ソフトの提供を始めると報じられたことを材料視。記事によると、イスラエルのソフト会社、ボチーロの製品を国内で販売するとしており、ウイルスの有無にかかわらず、全てのファイルにウイルスの動きを止めるプログラムのコードを加えるため、サイバー攻撃に対する予防効果が高いという。今後3年間で売上高5億円を目指すとしているが、情報セキュリティーへの関心の高まりから、物色が集中しているようだ。

 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>=大幅続伸。前日取引終了後に発表した15年12月期の連結業績は、売上高6810億円(前期比3.3%増)、営業利益260億円(同3.6%増)、最終利益169億円(同5.4%増)と前期に続き増収増益を見込んだ。レーザープリンター、SIサービス、デジタルカメラなどが堅調に推移、半導体製造関連装置や光学計測機器に加え、3Dプリンターの拡販も進み、業績は引き続き拡大すると見ている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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