サカタのタネは急反落、15年5月期業績を増額修正もサプライズは小さい

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/13 10:10
 サカタのタネ<1377.T>は急反落。株価は、一時前週末に比べ121円(5.8%)安の1952円まで売られている。9日の取引終了後、15年5月期の連結業績予想の増額修正を発表した。売上高は545億円から575億円(前期比6.6%増)へ見直したほか、営業利益は40億円から46億円(同24.8%増)、最終利益は30億円から38億円(同41.7%増)へ上方修正した。アジア向け輸出が大きく伸びたほか、北米、ブラジル、インドなどでも販売が好調。特に、採算性の高い野菜種子の販売が各地域で伸びた。
 ただ、市場にはサプライズは小さいとの見方が出ている。第1四半期時点で営業利益は27億9500万円と既に従来予想の第2四半期営業利益(22億円)を上回っていた。むしろ、今回の業績修正では、第2四半期のみの営業利益は4億3600万円にとどまっていることが警戒感を呼んでいる様子だ。

サカタのタネの株価は9時57分現在2004円(▼69円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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