大崎電が高い、スマートメーターで新成長シナリオ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/05 14:30
 大崎電気工業<6644.T>が高い。昨年10月中旬を起点に急浮上、昨年末にかけて調整を入れたものの改めて買い直される展開。改正電気事業法の施行に伴い2016年に家庭向け電力の小売り自由化が予定されており、これに先立ち電力各社は新規参入者の機先を制する構えで、関西電力に続き東京電力もスマートメーター導入を開始するなど積極的な布石を打ち始めている。電力の使用状況や送配電情報を管理するシステムを電力会社の間で統一する動きも背景に、スマートメーターで国内シェア断トツの同社にとって収益チャンス拡大が意識されているようだ。
 今15年3月期営業利益は期初予想から5億円上方修正され、前期比75.5%増の31億円を計画しているが、「来期もスマートメーター普及の本格化を背景に2ケタ増益が濃厚」(証券アナリスト)との見方が強い。

大崎電の株価は14時23分現在851円(△12円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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