大崎電は800円台回復、電力量計分野に追い風強い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/05 09:59
 大崎電気工業<6644.T>が3%超の上昇で800円大台を回復、11月18日につけた年初来高値819円の更新を射程圏に入れている。株価は10月17日の556円を底値に急速な上昇に転じている。電力量計の国内トップメーカーで、15年3月期は国内でスマートメーターの出荷が会社側想定を大きく上回り収益を牽引、電力量計は海外事業展開も好調に推移し、営業利益は従来予想の26億円から31億円(前期比75.5%増)に大幅上方修正されている。また、先行きの収益環境見通しも明るい。改正電気事業法の施行で16年春から電力小売りが全面自由化される見通しだが、それに伴い電力の使用状況や送配電情報を管理するシステムを電力会社の間で統一する動きが進捗、スマート・グリッド導入に伴う次世代電力量計の普及は同社の土俵となる。

大崎電の株価は9時58分現在809円(△32円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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