サンセイランディックが反落、１８日付で１部指定も公募・売り出しを嫌気

　サンセイランディック<3277.T>が反落。１日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て、１２月１８日付で東証２部銘柄から東証１部銘柄に指定されることになったと発表したが、同時に１００万株の公募による新株の発行と２０万株の売り出し、１８万株のオーバーアロットメントによる売り出しなどを発表しており、希薄化懸念などから売られているようだ。資金調達による手取り概算額約７億５６６５万円については、来年１月開設予定の仙台支店の開設資金や不動産販売事業における底地および居抜き物件など販売用不動産の取得資金に充当させるとしている。
　なお、同社は底地などの権利調整を伴う不動産を中心とした不動産販売が主力で、１４年１２月期は売上高１００億８６００万円（前期比９．８％増）、経常利益９億９２００万円（同２２．６％増）を見込んでいる。

サンセイランディックの株価は９時５３分現在８７８円（▼２１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）