原油価格下落で経営環境好転<3877>

円安コストが原油安で展望開ける<3877>中越パルプ工業

新聞用紙、包装紙、壁紙などの建設用、段ボールなどで事業展開をしている会社ですね。

ご存じのように、製紙業は重油等を使って原材料を処理し、最終製品に仕上げますが、円安、原油高はその工程にコスト高をもたらします。

折からの円安を考慮して、業績を控えめに見積もってきた中越パルプ工業ですが、2014年下期期首の為替水準、原油価格と現在を比較すると原油価格の下落率は為替の円安上昇分を上回りますので、業績にはプラス要因になり得ると思います。

予定配当5円は11月28日終値187円での計算で≒2.7%になります。PBRは0.5倍と割安評価ですね。

183～184円あたりで仕込み、9月後半につけた192円前後を売るイメージも持てそうですし、
数量で小幅トレードの対象にしてもいいかと思います。