大垣銀が5日続伸、売買高膨らみ存在感増す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/11/19 13:39
 大垣共立銀行<8361.T>が5日続伸。にわかに上げ足を強めているが、ここ数日は売買高も急速に膨らむなど市場の注目度の高まりを暗示している。前日夜に安倍首相が衆院解散・総選挙と消費再増税の1年半延期を表明したが、いずれも地銀セクターにとっては追い風材料となる。「地方創生」は安倍政権にとって国民の支持率を高めるための有力なキーワードであり、15年度予算では地方景気の浮揚を意識した配分が予想される。これは同時に低リスクの貸し出し機会が増える地銀にとって大きなプラスだ。とりわけ岐阜県西部を地盤に愛知、三重、滋賀などをテリトリーとする同社にとって恩恵は大きいとの思惑が働いている。前週末14日に15年3月期の経常利益を従来予想の122億円から149億円に大幅増額したほか、500万株を上限とする自社株取得枠の設定もタイミング良く株高の足場となっている。

大垣共立銀の株価は13時35分現在350円(△18円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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