日新製鋼は反発、割安感強く下値は１０００円が岩盤に

　日新製鋼<5413.T>が反発。ＰＥＲ８倍台、ＰＢＲ０．５倍近辺の時価は割安感が強く、株価は下値１０００円ラインが岩盤。前日の波乱相場でも４ケタ大台を死守した。好調な自動車生産や公共投資拡大を背景とした建材需要を背景に、普通鋼や特殊鋼が好調に売り上げを伸ばしている。高耐食溶融メッキ鋼板で戦略製品に位置付けている「ＺＡＭ」も引き続き需要旺盛、原料コスト安に加えて製品価格引き上げも功を奏し、今３月期上期の経常利益は会社側想定を１３億円上回る８３億円と上振れしている。

日新製鋼の株価は１０時１０分現在１０３４円（△２１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）