リロＨＤが反発、１５年３月期業績予想と配当予想を上方修正で、ストック積み増し堅調

　リロ・ホールディング<8876.T>が３日ぶりに反発してきた。６日の取引終了後、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１４２０億円から１５２０億円（前期比２１．３％増）へ、営業利益を同８２億５０００万円から８４億５０００万円（同１７．２％増）へ、純利益を同５６億５０００万円から５８億円（同２０．３％増）へ上方修正したことが好感されている。借り上げ社宅や賃貸管理事業などのストック積み増しが堅調なことや、転居支援サービスやホテル運営など周辺事業の業績が伸長していることなどが要因という。また、業績予想の修正に伴い、従来、１１５円を予定していた期末一括配当を１２０円にするとあわせて発表したことも好材料視されている。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高７６８億３０００万円（前年同期比３０．０％増）、営業利益４０億５００万円（同１７．２％増）、純利益２８億１００万円（同９．９％増）だった。

リロＨＤの株価は９時３８分現在７５９０円（△６０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）