<動意株・28日>(前引け)=鉱研工業、TPR、昭和システム

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/28 12:08
 鉱研工業<6297.T>=新値追い。同社は27日の取引終了後、15年3月期連結業績予想の増額修正を発表。売上高は70億6000万円から74億4000万円(前期比10.2%増)に見直したほか、営業利益は3億3900万円から4億3000万円(同16.1%減)、純利益は2億2000万円から3億2000万円 (同21.2%減)に増額した。ボーリング機器関連や工事施工関連の売り上げ拡大が利益を押し上げている。同社は、地下資源工事用掘削機械で高実績を持ち、地熱発電やリニア新幹線工事の関連株として注目されてきただけに、市場は業績増額修正を好感した格好だ。

 TPR<6463.T>=大幅続伸。同社は27日の大引け後に、15年3月期業績予想を修正。通期連結売上高で従来予想の1580億円から1620億円(前期比8.7%増)へ、営業利益で172億円から187億円(同38.0%増)へ上方修正。これに加えて期末配当について従来予想の17円から22円(前年同期実績13円)に引き上げ、中間配当の18円(同13円)と合わせて年間配当を従来予想の32円から40円(前期実績26円)とすることを発表、これを好感する動き。

 昭和システムエンジニアリング<4752.T>=ストップ高。同社は27日取引終了後に、15年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独業績予想修正を発表。経常利益見通しを従来の1億4300万円から1億7700万円(前年同期比7.3%増)と、増益に転じたことが好感されているようだ。売上高見通しは25億5000万円から26億5700万円(同2.5%増)に増額修正。金融業向けシステム案件の受注が堅調に推移しているほか、利益面ではコスト圧縮に取り組んだことが功を奏した。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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