エクセルがストップ高、電子部品の堅調などで15年3月期営業予想を増額修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/28 09:56
 エクセル<7591.T>が前日比300円ストップ高の1372円まで買われている。同社は27日取引終了後に、15年3月期通期の連結業績予想修正を発表。最終損益は特別損失の計上で従来の29億円の黒字から80億円の赤字に下方修正した半面、営業利益や経常利益の見通しを引き上げたことが好感されているようだ。
 売上高見通しは従来通り2300億円(前期比77.2%増)で据え置いたものの、営業利益は39億円から43億円(同2.2倍)、経常利益は38億円から43億円(同90.0%増)に増額修正。同社では、海外市場を中心としたスマートフォン向け電子部品および液晶モジュール向けデバイスの需要が堅調に推移するとみている。なお、特別損失の計上は子会社の取引先である台湾WINTEK社が会社更生の手続き開始および会社財産保全処分の申し立てを行ったことが背景だが、すでに14日に公表していたとあってアク抜けにつながっているようだ。

エクセルの株価は9時43分現在1372円(△300円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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