田淵電が急反騰、太陽光発電関連の見直し機運に乗りストップ高に張り付く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/22 12:42
 田淵電機<6624.T>が急反騰、150円高の958円と値幅制限の上限で張り付いている。太陽光発電用パワコンやLEDに経営資源を傾注、成長分野への軸足シフトで中期成長力への期待が大きいが、九州電力 <9508.T>をはじめとする複数の電力会社が再生可能エネルギーの接続の可否の回答を保留すると発表したことや、直近では経済産業省が大規模太陽光発電所(メガソーラー)の新規認定一時停止の動きをみせるなど逆風環境が意識されていた。株価は10月中旬以降、800円台で下値を模索する展開を続けていたが、満を持しての急浮上となっている。21日に九州電力が、出力が50キロワット未満の低圧に関して買い取り手続きを再開すると発表、これが太陽光発電関連株に福音となって軒並み買われる流れにあり、同社株にも物色資金が押し寄せる展開となっている。今3月期最終利益は前期比46.3%増の60億円と大幅ピーク利益更新が見込まれているほか、PERは依然としてわずか6倍台にとどまっており、ファンダメンタルズ面からも再評価余地が大きい。

田淵電の株価は12時36分現在958円(△150円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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