江守グループHDがS安、中国子会社の計画見直し今3月期業績予想を大幅下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/21 10:27
 江守グループホールディングス<9963.T>が急落、前日比400円安の1353円ストップ安売り気配のまま、値付かずで推移している。前日取引終了後に、今15年3月期の連結業績予想を下方修正。前回の売上高2600億円を2330億円(前期比6.3%増)、営業利益65億円を37億5000万円(同34.7%減)、純利益38億円を14億円(同57.9%減)に大幅に引き下げた。
 第2四半期は中国子会社の一部得意先の資金繰り悪化に伴い、一般貸倒引当金を追加計上、ドル建て借入金の評価替えによる為替差損の発生や金融費用の増加で、利益が計画を大きく下回った。通期は第2四半期までの状況と中国経済の動向も勘案し、中国子会社の販売計画を見直し、売り上げ、利益とも計画を引き下げた。
 業績予想の下方修正を受け、第2四半期末配当25円は据え置いたが、前回37円としていた3月期末配当を未定としている。

江守グループHDの株価は10時13分現在1353円(▼400円)ウリ気配

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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