クラリオンがしっかり、5日・25日線のデッドクロス接近も信用取組に思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/22 14:49
 クラリオン<6796.T>がしっかり。カーナビなどOEMを中心とする自動車AV機器メーカーの専業大手。北米や中国で売り上げを伸ばす高級車向け需要を取り込み、15年3月期営業利益は前期比33.8%増の70億円見通しと好調。セントケア・ホールディング<2374.T>と合弁で設立した介護ロボット関連会社「ケアボット」なども話題性を提供し、持ち前の材料株素地を開花させている。
 ただ、ここ最近は上値も重くなっており、今年3月以来の上昇相場で初めてとなる5日・25日移動平均線のデッドクロス示現が接近している。しかし、こうしたテクニカル的な事情も見込んでか、株式需給面では「純カラ(ヘッジ目的ではない空売り)も高水準に積み上がっている」(市場関係者)状況だ。買い残の整理が進捗するなか信用倍率は0.98倍と1倍を割り込んでおり、踏み上げ素地も内包しているとあって目が離せなくなっている。
 
クラリオンの株価は14時46分現在454円(△2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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