ニックスが一時Ｓ高、引き続き「アリニックス」供給量拡大を好感

　ニックス<4243.T>が３日連続となるストップ高。引き続き、防虫樹脂「アリニックス」事業について、１５年に網戸向け供給量を前年比１．５倍の１２万本分に引き上げると伝えられたことを材料視。「アリニックス」に配合している殺虫成分のエトフェンプロックスは、デング熱を媒介する蚊であるヒトスジシマカの駆除にも使われていることから、デング熱関連として人気づいているようだ。デング熱は、１９日１２時現在で、国内で感染した患者が１７都道府県の計１４１人になったほか、中国広東省でも４８００人の感染者を確認したなどと地元メディアが報じており、国内だけでなく、海外需要の高まりなども期待されている。

ニックスの株価は１１時１分現在１６３０円（△２５０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）