ステラケミファが続伸、半導体向け高純度医薬品が好調で増額濃厚

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/19 11:05
 ステラケミファ<4109.T>が続伸。7月末に上放れて以降、25日移動平均線と一度も接触することなく一貫した上昇波動を形成している。半導体洗浄用などで使用されるフッ素化合物大手で世界シェア8割という独占的シェアを持っている。中国を中心にアジアのスマートフォン市場が急拡大、最近ではローエンド機種から高機能化された商品への需要シフトも進んでおり、つれて半導体製造に使う高純度医薬品の需要も顕著となっているもよう。リチウム電池向け電解質の採算回復が遅れているとはいえ、4~6月期の営業利益は前年同期を21.9%上回る3億9900万円で着地しており、上期想定を既に2割上回っている状況だ。今3月期通期営業利益について会社側は前期比27.0%減の7億9300万円を見込んでいるが、大幅上方修正される公算が大きく、一部市場関係者の間では一転増益に変わる可能性が高いとみられているようだ。

ステラケミファの株価は11時4分現在1646円(△13円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
4,460.0
(12:46)
+40.0
(+0.90%)